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[40MAM ] ~四十路になって思いがけなく初ママとなった試行錯誤の出産育児体験記&情報発信ブログ~

揺らすな危険!~揺さぶられっ子症候群

time 2017/02/08

揺らすな危険!~揺さぶられっ子症候群

 

乳児の「揺さぶられっ子症候群」って、聞いたことありますよね?

どれくらいで起きるか、気になりませんか?

ギャン泣きしてしまった時、いつもよりたくさん揺らしてしまったり、パパがあやすとき、高い高いを大きく行っていたり・・・。

あとで気がついて、「大丈夫だったかしら?!」なんて慌てたり。

 

自分もあまりに泣くとき、思いきりスクワットをすると大人しくなることに気がついて、つい何回かやってしまいました。

その後にまさか、と気がつき、大慌て。

「揺さぶられっこ症候群」がどうして起きるのか、なにをしたらいけないのか調べまくってしまいました。

以下、その内容です。

よく知っておいたほうが安心です。万一なんて考えたくないですものね!

 

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揺さぶられっこ症候群とは

乳幼児が激しく揺すぶられることで、子どもの脳にダメージが与えられ、重い障害が生じたり死亡したりする事を言います。

一種の虐待ですよね。虐待が原因で施設に入った障害を持つ子どもの、なんと6割以上に揺さぶられ症候群の疑いがあるそうです。

中には、寝たきりの重度障害児になってしまう子もいるとか。

 

 

激しく揺さぶられると、頭の血管を損傷します。東工大の准教授が乳児の人形を作って実験した結果では、激しく揺さぶられることで頭蓋骨と脳をつなぐ血管が、引きちぎられてしまうのだそうです。乳児の頭は、それだけまだしっかりとしていない、ということですね。

1秒間に3~4回の激しい揺さぶりで、血管を損傷して出血する可能性が高いのだそうです。

ガクガクと前後に揺することはなるべく避けましょう。

 

揺さぶられっこ症候群の症状

脳への損傷・・・運動障害、言語障害、知能障害が生じる可能性があります。

視神経に損傷・・・視力低下、また難聴になる場合もあります。

重篤だと死亡する可能性もあります。

処置が早ければあとに症状が残らないケースもありますので、ぐったりして顔色もおかしかったり、痙攣を起こしていたり、あまりにも長時間ずっと眠り続ける、等の場合は、早急な医者へ連れて行きましょう。

 

揺さぶられっこ症候群の背景

最も良くあるパターンは、子どもが激しく泣いていて、無理に泣き止ませようと強い力で何度も揺すぶってしまう、というもの。

明確な悪意ではないだけに、なんだか痛ましく感じてしまいます。

親も、泣いている子に悩んでいたのではないでしょうか。

衝動的な揺すぶりをしないよう、養育者の精神状態をケアすることが必要なのかもしれません。

泣かれることがあまりにストレスなら、まず子どもから少しだけ離れ、気持ちを落ち着かせてみても良いでしょう。

 

揺さぶられっこ症候群の危険性がある行為

  • 頭を1秒間に3~4回揺すること。
  • 頭を前後にガクガクと揺すること。
  • 「高い高い」を空中に放り投げる等、激しく行うこと。
  • 急激に体を上げ下げすることを繰り返すこと。

新生児用ではないチャイルドシートの長時間使用も、危ないようです。

頭と首を、しっかり守ってあげましょう。首の据わらないうちは特に要注意。こわれものと思って扱いましょう!

 

泣き止ませるために

泣く子に悩んでいたら、私はスリングをおすすめします。

個人差はあると思いますが、おどろくほど効果ありましたよ。

トコちゃんベルトの助産師さんの本「赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本」でもおすすめされていました。

ちゃんと使えば、横抱きでも股関節脱臼の心配はないそうですし、落下もしません。

いまも2ヶ月児をスリング抱っこしたまま、この文章パソコンで書いています。入れるまではグズグズだったのに、すやすや寝てくれています。本当に助かる・・・。

両手使えるので、簡単なことならできます。

トイレには行けませんけどね。

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管理人のプロフィール

しろねこ

40歳を過ぎてから結婚・出産という人生の二大イベントを経験し、育児生活真っ只中のマイペース人間。 気が小さいので不安があることは調べて調べて、情報を溜め込んでいます。その情報と、出産子育て実体験のアウトプットのために、このブログをはじめました。もし誰かのお役に立てたなら嬉しいです。

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