2017/03/27
貴方は自分の赤ちゃんに、ゲップをさせるのが上手ですか?
新米ママの多くが、なかなか出てくれないゲップに手こずるそうです。
ゲップが出ないと、ミルクを戻してしまうだけではありません。
便秘の話にも書きましたが、ゲップは出ないとおなかに溜まって苦しい思いをします。
いつも不機嫌でむずがりやすく、ミルクの飲みが悪くなることも。
お腹がパンパンの原因は、便秘だと思っていたら、ガスだったりして…。
実は自分もガス溜まりの腹部膨満感で苦しんだことがあるので、あの辛さを味わわせるのは忍びないです。
一生懸命調べ、ゲップをしやすい方法にたどり着きましたので、ご紹介します。
sponsored link
ゲップの必要性
低月齢の赤ちゃんが母乳やミルクを飲む際、呼吸もいっしょにしています。その際空気を一緒に飲んでしまっているそうです。
赤ちゃんの胃は、まだ大人のような曲がった形をしていません。とっくりのような形で、吐き戻しやすいのです。
また、胃の入り口も締まってないため、逆流しやすい構造です。
3~4ヶ月くらいになると、口の構造が大人に近づき、徐々に「飲みながら呼吸」できなくなるので、空気も飲み込みにくくなってきます。
まれに胃がねじれている場合もあるそうですが、大抵は数ヶ月で治るので心配は要らないようです。
首が据わって、寝返りが自分で打てるようになると、ゲップも自然に出てくるようになります。個人差がありますが、だいたい6ヶ月くらいですね。
母乳とミルクの違い
助産師さんの話では、ミルクを哺乳瓶で飲んでいる子の方が、母乳よりゲップの量が多いそうです。
母乳を吸わせる際は、横に寝かせた状態ではなく、上体が少し上になるようナナメに抱いてあげることを薦められました。
自分でも、横になっているより少しでも上半身が上がっていたほうが、ものを飲み込みやすいですものね!
胃の状態もタテに近くなれば、飲み込んだ空気も上に出やすくなるのでは。
ミルクをあげるときも、母乳の時と同じような体勢で与えると、空気を飲み込む量を少なくできるようです。
そういった形状に特化している哺乳瓶も存在します。これは秀逸!(「ドクターベッタ」)
叩くより撫でる
ゲップは、赤ちゃんの背中の筋肉がリラックスすると出るそうです。
肩に抱えて、鼓のようにパンパン良い音で叩いている人がいますが、それよりは撫でてあげた方がゲップが出やすくなります。
自分がゲップするとき、背中をバシバシ叩かれても出ない…ですよね?優しくトントンならいいのですが…。
また、そっくり返った姿勢でも出にくくなりますので、背中は自然なまるい形で、胃から上に向かって撫でてあげましょう。
肩に担ぎ上げるときは、赤ちゃんの胃がママの肩のところにくるようにすると、成功しやすいです。
下向きにする
赤ちゃんを膝に乗っけて、ママの腕で支えるようにして上半身を前に倒します。
赤ちゃんが下向きになるような格好です。背中はもちろん自然なまるみ。
優しく背中を撫であげます。そっと揺すぶってもいいようです。
肩に持ち上げるより楽にできます。
ゲップの出るタイミング
授乳後だいたい10分くらいが出やすいそうです。
母乳の場合は、片方飲んだら一旦ゲップをさせて、それからもう片方を飲ませるようにする、というやり方もあります。
飲み疲れたかな、というタイミングで一度空気を出してあげると、その後の吸いつきも良くなります。
げっぷが出ないとき
まずは吐き戻しをしないよう、上体を少し起こすか、横向きに寝かせましょう。
あとは、おならとして下から出しやすくするより仕方ありません。
・おなかに「の」の字を書くようにマッサージしてあげる。
・足を持ち上げてガス抜きのポーズをとらせる。
・寝ているときの体勢をひんぱんに変えてあげる。
等で、胃腸の動きを良くしてあげましょう。
何につけても、背中を丸く保ってあげるのは基本です。
以上です。
参考になりましたでしょうか?
自分は「まずタテに抱っこして背中撫で撫で」→「肩に担いで背中撫で撫で&ちょっとトントン」→「下を向かせて背中撫で」のコンボで行っています。1セットで出ないときはその繰り返しです…。
大変だけど、出ないで苦しい顔をされるよりずっと良いです!
下向きにした後タテにすると、その瞬間に出たりします。あきらめないで頑張りましょう~。