2017/03/27
赤ちゃんのお肌に、湿疹は出てませんか?
生後2~3週間くらいから出はじめ、いつの間にか体までぷつぷつと赤い湿疹が覆うようになり、どうしようかと思ったことがあります。
可愛いお顔が大変なことに(i-i)!首から耳たぶまでどんどん広がっていく…!
痒がっている様子はないものの、なんだか痛々しい。
おしりにもぽつぽつ。これは湿疹?かぶれ?。
慢性化してアトピーになってしまう危険性もある?
そんなこんなで、まずはセルフでできるスキンケア方法から、いろいろ探しました。
以下は、私のみつけた湿疹・アトピー対策とその情報です。ご参考になれば。
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赤ちゃんの皮膚について
赤ちゃんの皮膚は薄く、大人の肌よりずっと乾燥しやすいので、まずは保湿と清潔を第一にケアします。
特にお風呂上りは乾燥しやすいので、保湿剤をしっかりと全身に塗りましょう。べたべたするくらいしっかり塗布したほうが良い、と乳児検診の際言われました。
肌に直接触れるものは、刺激の少ないものを選びましょう。
寝具は清潔さを保ち、ほこりやダニにも注意を。
皮脂分泌の時期による違い
2~3ヵ月頃までは皮脂腺の働きが盛んになり、皮脂の分泌が多い時期で、「乳児脂漏性湿疹」というかゆみのない湿疹になりやすいです。4ヶ月ごろから治まってきます。頭部に黄色いかさぶた状のものができます。かさぶたはお湯やオリーブオイル等でやわらかくしてから、お風呂で取り除きましょう。
この頃は、油分が多い保湿剤はやめておいたほうが良いと思われます。ただでさえ皮脂過剰なので悪化する恐れがあります。
4ヶ月以降は乾燥で皮膚トラブルを起こしやすくなるので、油分多めのベビーローション等で保湿可能です。
アトピー予防
国立成育医療研究センターが行った臨床研究で、新生児の頃から保湿剤を全身に塗るようにすると、アトピー性皮膚炎の発症リスクが30%以上低くなることが判明したそうです。
乳児のアトピー性皮膚炎は、他のアレルギー発症の原因になるので、保湿することでさらにその発症リスクを抑えることができます。
これ、知らなかったら後で後悔するかもしれませんね!
一度アトピーなってしまうと、保湿剤だけではアレルギー反応を起こす抗体の産出を防ぐことはできないのだそうです。
3歳までが、アトピー発症のリスクが高い時期なので、それまでは保湿し続けましょう。
石鹸・ソープ
汚れや過剰な皮脂を落とすために石鹸を使いますが、使用後は非常に乾燥しやすい状態なので、すぐに全身保湿剤を塗りましょう。
石鹸は低刺激のベビーソープが良いでしょう。
液状より固形の方が、成分はシンプルです。沐浴時にもベビーバスのお湯の中で洗えて便利。産院の助産師さんに勧められました。
ベビーローション
低刺激性の、赤ちゃん用ローションを使いましょう。
保湿成分としては、「セラミド」がかなり有効です。成分内容は要チェックです。
実際に入っていないものを使用してみたらかさついて湿疹ができてしまい、セラミドの入っているものを試したら、とてもしっとり落ち着きました。二日ほどで少しづつ肌がきれいになっていったので、個人差はあるでしょうが効果は実感できると思います。
また、食物アレルギーの原因になるものが入っていないか注意しましょう。ピーナツオイル配合のローションを使っていた赤ちゃんが、後にピーナツアレルギーを発症した、という例があるそうです。
一日に何回か塗ると効果的です。塗る前はお肌をきれいにしましょう。
ワセリン
ワセリンは保湿剤ではないので、ワセリンだけ塗っても保湿効果はないそうです。
肌の水分が蒸発するのを防ぐ効果はあるので、保湿に使うなら保湿剤+ワセリンだと思います。
湿疹の保護剤としては良さそうです。皮膚科でよく処方されるプロペトは純度の高い白色ワセリンです。
小児科より皮膚科へ
皮膚トラブルは、専門科に行くのが一番です。小児科ではアレルギー等に詳しくない方もいるそうです。(医者によるとは思いますが・・・)
処方される薬も医者によってだいぶ違うとか。
湿疹がひどければ軽いステロイドの入った薬を処方されることもあります。
まずは炎症を効率的に抑えることが先決なので、ステロイドを使うことに抵抗がある方は、よく専門医に説明を受けてから判断することです。
薬を塗らずに放置することだけは避けたいものです。炎症を起こしてバリア機能が低下した肌からアレルゲンとなる物質が入り込みます。
体質
生まれつき皮膚が弱い子がいます。親がアトピーだと、子どももアトピーになるリスクが高いです。
より注意して保湿に励みましょう。湿疹になっていない部分も、保湿成分のセラミドが少ない場合があります。
毎日全身の保湿剤塗布継続で、発症の確立は減ります。
うちも旦那が赤ちゃんの頃、湿疹ひどかったそうです。遺伝はありそうなので、気合入れて保湿します。
母乳改善
ママの食べるものが、母乳に影響します。卵など、アレルギー源になるものを除去すると、アトピーの症状が軽減することがあります。
食べてしまった時は、分泌する間(1~5時間くらい)の母乳は与えない、という対処もできます。
これは程度や体質など個人個人で違いがありますので、まずは医師に相談するのが良いでしょう。
乾燥対策
冬産まれの子は、アトピーを発症する確立が高いです。
それだけ肌が乾燥しやすい時期ということですね。
加湿器などで部屋の湿度管理をしてあげましょう。雑菌が繁殖しないよう作られているものがベターです。
ママのお肌も潤いますし、インフルエンザ対策にもなります。ウィルスが湿度を嫌うので。
乳酸菌
アトピー予防に乳酸菌摂取が効果あるそうです。
腸内環境を良くする(=善玉菌が増える)ことで、免疫力が上がり、アレルギー発症しにくくなるそうなのです!
うちは離乳食これからですが、6ヶ月目までに与えると効果がかなり高いというので、検討中です。
そう考えると、オリゴ糖が含まれている母乳もやめられませんね。
以上です。
自分的にはもっと早くから知っておけば良かった!という情報が結構ありました。
湿疹がこんなに多くのトラブルの元になるなんて…。
早めに対処することで、リスクが減らせるならやるしかないですね。
アトピーとアレルギーは、可能な限り予防してあげたいです!