2017/03/27
あと数日で三ヶ月を迎える我が娘。
昨日あたりから、ちょっと異常なまでに授乳回数が多くなっています。
しまいには、ものすごい力で噛まれる始末。痛いよ!
終わった後も泣き出し、足りない素振り?
急にどうしてしまったのか。
母乳の分泌量が減ってしまった?詰まってる?
それとも成長した分、飲みたがる量に足りなくなってしまったの?
ミルクを足そうか考えあぐねているうちに、「Growth Spurt」という現象があることを知りました。
突然頻回授乳になってしまったときは、コレかもしれません。ミルク哺乳する前に、ご確認を!
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Growth Spurt
急成長、または成長加速、と言うのでしょうか。
赤ちゃんには急激に成長する時期があり、その必要カロリーを摂取するために、授乳の回数が増えます。
この時期は突然やってくるので、すわ母乳トラブルかと思いがちですが、数日間で落ち着きます。
夜間の授乳回数も増えるので、お母さんの負担は大きいですね。
急成長の時期
生後数日、7~10日頃、2~3週間頃、4~6週間ごろ、3ヶ月、4ヶ月、6ヶ月、9ヶ月頃に訪れるそうですが、個人差があります。
その都度3~4日(長ければ一週間くらい)でくらい続きます。
ミルクを足すべきか
完全母乳の場合、基本的にはミルクは足さなくて良いようです。
乳腺の中の母乳が空になると生産量が増えるので、赤ちゃんが欲しがる都度、何度でも与えましょう。
頻回授乳により、自然に必要量を分泌するようできているのですから、自然の摂理とは良くできたものです。
ミルクを足すより、その後の母乳育児がスムーズになります。
ただ、お母さんの水分補給は気をつけてください。
自分もすぐ咽喉がカラカラになりました。のどの渇きを感じた時には既に軽い脱水症状になっています。こまめに水分を摂りましょう。その際、利尿作用のあるお茶は避けた方が良いでしょう。
母乳不足感を感じてしまうと、悩みますよね。
でも、大多数のお母さんは、不足しているのではなく、「不足感を感じている」だけなのだそうです。
母乳を生産する能力はあるのに、回数が少なかったり、時間があきすぎ(夜間授乳しなかったり)などで、分泌量が少なくなったりしてしまう事が少なくありません。
特に生後数週間の間は、プロラクチンという母乳生産に関係するホルモンが、赤ちゃんがおっぱいを飲むときの乳頭への刺激によって出るために頻回授乳は重要です。
そして、乳房が空っぽであれば、母乳の生産は多くなり、逆におっぱいが溜まったままであれば、生産量は減ります。
なので、母乳は『赤ちゃんが欲しいときに欲しがるだけ与える』ということになるのですね。
それが一番自然な姿だと思うと、人の体の仕組みって良くできているんだなあ、と感心します。
突然授乳回数が増えることがあっても、それは自然なことなのだから、そのまま対応していけば良いのですね~。
(あきらかに異常でなければ)
それにしても、母乳育児についての情報って、もっと病院なり自治体なりで広く周知して欲しいと思います。
自分で勉強しますけど、もっと前から知っていれば良かったと思うことがいっぱいです。