2017/03/27
新生児は昼夜の区別が付きません。
おなかの中では、数十分ごとに寝たり起きたりを繰り返してきたのですから、いきなり朝起きて夜寝ろといっても無理な話です。
でも、ママの側となっては夜間も数時間おきの授乳・ミルクはしんどいですよね~
自分も寝不足最高潮のときは、めまいが止まりませんでした。
二ヶ月になって、ようやく夜の時間が長くなってきたかな?と思うのですが、もうちょっとこの苦しさを軽減したい…。
赤ちゃんにどうにか寝ていただくために、実践したこと・知ったこと。まとめてみました。
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月齢による睡眠の差
新生児の眠りは、半分以上が浅い眠りである「レム睡眠」です。そのため小さな音や衝撃で目覚めてしまいやすいです。ベッドに寝かせようと抱っこから降ろすと、目が覚めてしまうくらい浅い眠りです。
新生児・・・産まれてすぐの時期は、「ウルトラディアンリズム」と呼ばれる「超日リズム」で起きては寝てを3時間ぐらいごとに、昼夜の区別なく繰り返します。
生後1ヶ月~2ヶ月・・・「フリーラン」と呼ばれる、25時間くらいの体内時計ができてきます。まだ「24時間」のサイクルに調整できないため、少しずつ遅れ、昼夜逆転になりやすいです。
3ヶ月以降・・・「サーカディアンリズム」ができてきて、体内時計が24時間となります。ようやく生活スケジュールがたてられますね!
では、いくつか注意したい点を以下挙げていきます。
夕方の熟睡を避ける
夕方にぐっすり眠ってしまうと、夜寝かしつけようとしてもなかなか寝てくれるものではありません。
なるべく起こしておいて、お風呂タイムなどにしてしまい、夜になったらぐっすり寝てくれるよう時間を見計らいます。
お風呂は直前ではないほうが寝付きやすいでしょう。夕方に入ることで、ほどよく疲れて深い眠りにつきやすいと思います。
ベッドルームは真っ暗に
煌々と明るい部屋では、大人でも寝付きにくいものです。
眠りのリズムを保つためには、明かりは無いほうが良く、できれば常夜灯もつけないほうが良いそうです。
特にブルーライトは脳に強い影響を与えるため、スマホなどの光が目に入らないようにしましょう。
真っ暗では赤ちゃんの様子が見えなくて不安、という人は、足元照明を工夫して、直接目に光が入らないように工夫しています。
朝日を浴びる
朝、太陽の光を浴びてから約14~16時間後に脳の松果体からメラトニンというホルモンが分泌されます。
メラトニンの血中濃度は昼間は低く、夜に高くなり、深部体温が低下して睡眠を促します。
乳児は、出生後3カ月ほどでこのメラトニンが安定して作られるようになります。
朝に太陽の光を浴びたら、夜には眠くなる、という自然なリズムが身につきます。
生活スケジュール作り
寝る時間が遅くなると、睡眠の質が悪くなり、短い時間で起きてしまいます。
寝つかせる時間が遅くならないように、生活スケジュールを管理しましょう。
毎日同じ時間に起き、お昼寝、お風呂、就寝とすることで、いつも同じ時間に寝られるようになります。
夜間の授乳について
夜中にまとめて寝るようになったら、むりやり起こして授乳する必要はないでしょう。
ですが、母乳の量や質には関係してくるらしいので、そこは自己判断で。夜間授乳しないと、母乳を作る量が減り、また長時間溜まった母乳の味も悪くなるようです。また、溜まり乳の人は乳腺炎になりやすいと思います。
それから、授乳の際にも明かりは煌々とつけないようにしましょう。
お母さんの生活リズムを整えよう
メラトニンは、母乳中にも存在します。そして赤ちゃんに移行します。
なので、お母さんの体内時計も赤ちゃんに影響しているのです!
あまり夜更かしはできませんね~。母と子は一心同体のようです。
いかがでしょう?
確かに3ヶ月近くになると、新生児の頃とは違ってきたなあ・・・と思います。
もっと早くから生活スケジュールを決めて実行する人もいるくらいなので、早寝早起きはいつ始めてもいいのかもしれませんね。
生活習慣+メラトニンで、サーカディアンリズムを早めに獲得し、夜寝られるようにしていきたいと思います。
つらいけど、早起き習慣つけてみます。結局、健康的な生活が一番なんですね!
子どもの生活習慣も身につきますし。