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[40MAM ] ~四十路になって思いがけなく初ママとなった試行錯誤の出産育児体験記&情報発信ブログ~

産後のおなかポッコリ改善。腹筋しないほうが良い?!

time 2017/01/24

産後のおなかポッコリ改善。腹筋しないほうが良い?!

出産後のおなか、いつ元に戻りました?

 

体重だけなら、徐々に戻っていきます。

出産直後は「これだけ?!」と思うくらいしか減っていませんが、半年で妊娠前体重に戻すくらいのつもりで、あせらず少しづつ減らしていけば無理なく元に戻るそうです。

母乳育児なら尚更、母乳を作るため体がカロリーを必要とするので、瘦せやすいです。

一日に500~600cal余計に消費しているそうですよ!

でも、おなかは引っ込まなかったりするんですよね…。

いつまで経ってもポッコリしたおなかを見るにつけ、だんだん嫌気がさしてきます。

 

どうして元に戻らないのか?

鍛えなおさないとダメってこと?

 

そんなことが気になり始めた2ヶ月目、「腹直筋離開」という症状を知りました。

調べてみてびっくり。腹筋しないほうが良い?

ご存じない方も多いのではないかと思い、情報をまとめてみましたので興味のある方はどうぞ。

 

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腹直筋離開とは

腹直筋は、一般的に「腹筋」と呼ばれているお腹をタテに走る筋肉です。鍛えている人が6つに割れたりするアレですね。

この筋肉が真ん中の「白線」から左右に離れて開いてしまう症状を「腹直筋離開」というそうです。

(実際には「裂けたように薄く引き延ばされてしまう」状態らしいです。)

そうすると、内臓下垂、胃腸の不良や冷え、代謝の低下等、体の不調の原因を引き起こします。

おなかもぽっこりします…。

飲食後に腹部が大きく膨らんでしまう、という方はコレが原因かもしれません。

 

腹直筋離開の原因

妊娠・出産の際に大きくなったおなかを支えきれなくなった腹筋が、左右に割れてしまいます。

これはほとんどの人に、自覚が無くても起こっている症状なのだそうです。

離開の程度は人により軽度~重度の差があります。

肉離れのような「怪我」の状態ですが、たいていは自然治癒するのが普通です。

ですが体のバランスが取れていない人ほど自然治癒が難しく、重症化すると、2~3年経っても治らない場合もあるそうです。

逆子など、赤ちゃんの胎内姿勢が影響することもあります。

骨格のゆがみの影響、とする整体師も多いです。

 

腹直筋離開のセルフチェック

仰向きに寝転がった状態で、膝を立てます。

そのまま頭を、おへその方を見るよう少し持ち上げます。

おへその下数センチのところを指でそっと押すように触れてみて、指が2本沈むようなら離開している可能性が高いです。

くれぐれも強く押さないよう、注意しましょう!

痛みを感じたら即座にやめましょうね。

 

腹直筋離開のエクササイズ

上半身を起こす「腹筋運動」は避けてください!「大怪我」である離開のダメージが広がるだけです。

離開した腹直筋が裂け、白線ヘルニア(筋膜下の臓器が脱出してしまう)になってしまう可能性も!

そうなったら大掛かりな外科手術となります。怖ろしい…。

 

まずは腹筋に負担がかからない深呼吸エクササイズが良さそうです。

腹筋をへこませた状態で、胸郭を膨らませる深呼吸をゆっくり行う、という簡単なもので、自律神経も整います。

腹式呼吸ではなく、胸式呼吸です。ゆっくり胸をひろげで息を吸い、鼻から少しずつ、深く息を吐くと、とても気持ちが落ち着いてきます。

10回づつ、朝晩に行います。

 

あとは、体のバランスを整え、全身をほぐして血行を良くする簡単な体操…つまり「産褥体操」をしていくのが良いのですね。

腹筋に負荷をかけず無理をしないこと、気持ちよく感じる程度に行うことです。

自然治癒力を高めて、治るのを待ちましょう!

 

整体院・ツボ押し・骨盤ベルト

前述しましたが、骨格の歪みが原因となる場合があるそうです。

整体院で調整してくれますので、重度の方は通ってみることを考えても良いでしょう。

 

骨盤ベルトを使い、ゆるみがちな骨盤を歪まないよう抑えてあげるのも効果的です。

その際は腰の「大転子」、ふとももの付け根あたりの出っ張っているところに巻くようにしましょう。

 

内臓下垂に効く「気戸(きこ)」というツボもあります。鎖骨の真ん中あたりです。乳頭から上にいって、鎖骨に突き当たった所にあります。

凝りをほぐすよう、ゆっくり揉みます。

 

まとめ

・腹直筋離開は、「ケガ」と同じような状態なので、無理に腹筋したりしないこと!回復が遅れるだけです。

・産後すぐは身体の回復を第一に考え、無理に筋トレしたり無闇にダイエットすることは避けましょう。

大抵は自然に回復するので、結局はそれが近道です。母乳の出にも係わるし、何より育児に必要な体力が保てません。

・まずは深呼吸エクササイズや産褥体操、骨盤ベルトなどで身体の調整をしていきましょう。いずれはそれが全身の調子を整え、キレイなカラダの基礎となるはずです。

症状が苦しければ、整体院を利用しても良いでしょう。

 

出産のダメージの治癒には半年(長ければ1年)はかかる、という医者もいます。それだけ負担がかかっているのです。

トレーニングはしっかり回復してから焦らずに、ですね。怪我しているのにその部位を筋トレしたりすると、怪我がひどくなるだけです。

 

私はしばらく、おなかは「これが普通なんだ!」と開き直ることにします。

深呼吸エクササイズのほか、ストレッチして血流を良くし、体を冷やさないようにして、気持ちよく回復を待ちたいと思います。

骨盤ベルトも活用して、あわよくば下半身やせもできないかな…?

成功したらレポしたいですね~。

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管理人のプロフィール

しろねこ

40歳を過ぎてから結婚・出産という人生の二大イベントを経験し、育児生活真っ只中のマイペース人間。 気が小さいので不安があることは調べて調べて、情報を溜め込んでいます。その情報と、出産子育て実体験のアウトプットのために、このブログをはじめました。もし誰かのお役に立てたなら嬉しいです。

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